誰にもある “多様性” を自分の中に認識し、良いところもそうでもないところもまるっとOK!その上で自分の得意をどんどん活かし、苦手は得意な人にお願いしてもいい。他者とフラットで温かい人間関係構築を図る。 〈保育園や学校教育〉〈生涯教育〉の中で、すべてのこどももおとなも、生きやすい社会を目指すことができることを伝えていきます。

 

〈保育園や学校教育〉
 それぞれの発達年齢を加味しがなら、欲求(基本はマズローの欲求5段階説)を十分以上に満たされ、スキンシップや対話を基調とする愛着形成によりフラットで温かい存在承認モデルによる信頼関係の構築方法、まずは自分を大切にし、自分の心の声を見失わないよう、またこれが人間の一生の間で大切であることを理解できるよう指導する。

 先生方も承知しながら、外部依頼で子育てセミナーを保育園学校で開き、保護者にも広く指導。バイアスを根本解決により取り除き、一方的で説明が無視されがちな “しつけ” ではなく、双方向の “人を育てる” 意識をこどもにも持たせる。

 発達年齢が上がるにつれ、愛着形成から欲求を満たし合うこと、自分が自分であることを保障し合うこと実感できるようマネジメントしていくことで、「自分は大事。誰からも愛されるべき存在である〈尊厳〉」ことを実感。

 障害や病気への正しい知識を得ながら、勝手な判断や想像だけで自他を見ることなく、発達や知的が気になる他者への対応、保護者への対応には、どんなものがあるかを知る。

 どのような段階で、医療や療育、心理職に繋がるべきかを知る。

 境界線を自ら引き、自他への存在承認、尊厳を確実に獲得。
 自分の心のコップを満たしてこそ、自他への愛情が確立されることを知る。
 心理的安全性を守り合いながら、想いの言語化の訓練から対話、議論の大切さを知る。
 いじめには確実にNOと言い、信頼できる一人だけではない大人に話すことを知る。
 いじめはなぜいけないのかを、理論立てて自分で話せるようにする。
 選択肢は一つだけではないことを、理由をもって知る。

いじめなどがあった場合には、ジャッジされない〈加害者教育〉、守られることを知る〈被害者教育〉を受ける。この状態を1歳から、学校教育終了までの間に習得することを目的とし、様々な企画の中で大人もこどもも巻き込んだ教育を行なう。

 卒業時には、〈考える力〉〈人の声を聴く力〉〈発言力〉〈問題解決能力〉を育み、その後の人生を自らの力で生き切る力〈人間力〉を身につける。

 先生方も人間力をより一層身につけることで、生きること働くことが実はとても楽で、楽しいものであることを知り、心のコップの水を満たした状態で教育に当たることができる。

〈生涯教育〉
 いくつであっても誰でも生涯学習としての心理教育と個人課題の解決を受けられるようにする。
 自分の中の加害性・被害性に向き合い、自ら振り返り、自分軸を修正できるようにする。
 暴力の定義から暴力が何かを知り、愛情とは何かを改めて知り、そのあいまいになっている境界線を自らの力で引けるようにする。
 自他の境界線を知り、自他それぞれに属する課題を分離し、相手の課題を自分で引き受けない、自分の課題を相手に引き受けさせないことがお互いを安心安全の中に置くことであることを腑に落としていく。

 医療や支援に繋がる必要のあるポイントを知り、心の健康寿命を保つ。

このような取り組みを日本全体で行なっていくことで、誰もが心理的安全性を守り合う意味を知り、「違う」ことが何の障壁にもならない心理のしくみを知り実践し、一人ひとりの力で、誰ひとりとして蔑ろにされることのない、「すべてのこどももおとなも、生きやすい社会」を実現してほしいと願います。 

 心理職は、特に自覚のない加害性の強い人、逆に被害性の強い人に、こちらから繋がることが難しいので、心理教育と個人課題の解決を受けることを、国民市民の義務付けを行ない、社会のしくみの中に組み込んでいただきたい。

 すべてのこどもも大人も生きやすい社会を目指すために、その心理教育と個人課題の解決を、研修を経た心理職により全国展開し、すべての家庭に心理支援を当たり前のものにしたい。

 ご支援の程、よろしくお願いいたします。

第1回日本の社会問題の解決を心理から考える会議にて

※プロジェクト成立後、天災等やむを得ない事情(緊急事態宣言などコロナウイルスによる影響を含む)によりイベントが開催できなかった場合、延期します。